美容師の冠婚葬祭
こんにちは、大田です。
現在、祖父の葬儀で福岡に向かう電車の中です。
まずは、今日明日とご予約いただいていたにもかかわらず、ご予約・担当スタッフの変更をさせていただいたお客様、大変ご迷惑をおかけして申し決して訳ありませんでした。
また、こころよく送り出してくれたスタッフ、ありがとうございました。
今日は、ちょっと真面目に美容師の冠婚葬祭について
美容師は冠婚葬祭に参列できない
僕の修行時代では暗黙の了解でした。
入社当初から「美容師って、そういうもんでしょ」っていう風潮があり、お休みをくださいなんて言い出せる雰囲気では無かったです。
もちろん、お客様との約束は絶対ですし、お客様あっての僕らの仕事です。
でも、でもですよ。
美容師だって人間です。
もちろん僕だって人間です。
友人の結婚式に参加したかったし、大事な人の葬儀にも出たかった。
父が危篤の中、ご予約のお客様は精一杯担当させていただいた。きっと父もそれを望んでいる、と。
あと10分早く切り上げていれば、意識のあるうちに会話も出来ていたかもしれない。今でも後悔が残っています。
今思えば、お客様もスタッフにもダメと言われた訳じゃないし、理由を伝えれば行かせてもらえたはずですが、
ある種、洗脳されていました。それが美徳とされていた部分もあったと思います。
※以前の職場をdisっているわけじゃなく、自分の選択ですし、多分時代のせいです。今では率先して行かせてくれてるって聞いてます。
働き方改革が行われている現在。
はっきり言って美容業界はまだまだブラックです。
お客様からの認識としても、美容師って大変ってよく言われます。
業界を変えたいなんて大きな事は言いませんが、自分のお店のスタッフには最低限、一般企業並みの労働環境は整えたいですし、就業規則も整備していきたい。
まだまだ課題ばかりですが‥‥。
好きな美容師の仕事ができて、給料もしっかり取れる。休日もプライベートも充実。
美容師サイコー!
って自分の所のスタッフに言ってもらえる店が僕の目標です。
最後に暖かく送り出してくれたお客様、スタッフに感謝です。ありがとうございました!
大好きだったおばあちゃんを、しっかりお見送りして来ます!